「脱毛器を買うつもりが、気づいたら週1回の美顔器になっていた」——これが私のケノン体験の正直なまとめです。
購入前は「脱毛だけできればいい」と思っていたのに、スキンケアカートリッジに替えてから肌への向き合い方が変わりました。40代の肌悩み(毛穴・くすみ・ハリのなさ)にこんなにアプローチできるとは、使うまで知らなかったんです。
この記事では、ケノンを3ヶ月使ってわかったことを正直にお伝えします。
はじめに、いちばん誤解されやすいところを先に書いておきます。「ケノン美顔器」という単体の製品はありません。ケノン本体(¥79,800)に、別売のスキンケアカートリッジ(¥7,900)を装着したときのモードのことです。まず本体、というのがこの記事の前提になります。
公式FAQは「約1週間の間隔でご利用ください」「毎日使えば早く結果が出るというわけではありません」としています(2026年8月3日確認)。つまり週1回で十分で、毎日やる道具ではありません。
ただ、3ヶ月やってみて難しかったのは「増やさないこと」ではなく「週1回をとばさないこと」のほうでした。私は3ヶ月で4回サボっています。理由は後半の「効果ないと言われるのはなぜか」に書きました。
ケノンとは?脱毛器でもあり美顔器でもある理由
ケノンは、アローエイト株式会社が開発した家庭用光美容器です。
脱毛器として有名ですが、正確には「カートリッジを交換することでさまざまな用途に使える美容機器」です。脱毛用・美顔用など複数のカートリッジが展開されており、自分の悩みに合わせて使い分けられます。
- 本体価格:¥79,800(税込)※公式サイト・楽天エムロック公式店ともに同額(2026年8月3日確認)
- スキンケアカートリッジ:¥7,900(税込)/別売
- 技術:フラッシュ光(IPL)方式
- 照射回数:スキンケアカートリッジはレベル1で20万発、レベル10で42,857発(照射面積15mm×30mm)
- 熱量調整:10段階
- 冷却:本体に冷却機構はなし。付属のクーリングパック(保冷剤)で照射前後に手動で冷やす
- カートリッジ種類:脱毛用・スキンケア用など
- 製造:日本製
楽天ランキング脱毛器部門で長期1位を続けており、口コミ件数196,000件超という実績があります。「続けて使われている」証拠として、私が購入を決めた大きな理由のひとつでした。
スキンケアカートリッジとは?美顔器として使う方法
ケノンの美顔器機能を使うには、スキンケアカートリッジ(別売・¥7,900税込)に交換します。付け替えるだけで自動的にスキンケアモードに切り替わります。
脱毛用カートリッジと同じ光の技術をベースに、肌への照射条件を調整したものです。毛穴ケア・肌のキメや肌トーンへのアプローチを目的とした使い方ができます。
⚠️ 先に知っておいてほしい2つの条件
- カートリッジ単体では動きません。ケノン本体(¥79,800)に装着して使うアタッチメントです。「美顔器だけ7,900円で買う」ことはできません
- カートリッジは、ケノン正規店で本体を買った人にしか売ってもらえません。公式注文ページに「ケノン正規店でケノン本体をご購入されているお客様のみへのご販売となります。正規購入の確認が出来ないお客様からのご注文につきましてはキャンセルさせて頂く場合がございます」と明記されています(2026年8月3日確認)
本体をすでに持っていて、美顔器モードだけを足したい方はこちらです。楽天の商品名も「ケノン本体を既にお持ちの方が対象です」と書かれた単品販売ページになっています。
使い方の流れ
- 洗顔後、清潔な状態の肌に使用する
- スキンケアカートリッジを本体に装着(自動でスキンケアモードに切り替わる)
- 熱量を最低から始めて、慣れたら徐々に上げる
- 照射する前に、当てる場所を保冷剤で10秒ほど冷やす
- 照射する
- 照射した直後も、同じ場所を保冷剤で10秒ほど冷やす
- 使用後は保湿ケアをしっかりする
- 次に使うまで約1週間あける(公式FAQ)
冷却でひとつだけ、私が最初にやり方を間違えていたことがあります。広い範囲をまとめて冷やしてから連続で照射するのはNGで、公式FAQは「一発一発の照射毎に、つど前後冷却を行ってください」としています。顔半分をいっぺんに冷やして一気に当てたほうが早い、と思ってしまいますが、そこは手順どおりのほうがいいです。
最初は怖くて最低レベルから始めましたが、温かみをほんのり感じる程度で、痛みはほぼありませんでした。
他の美顔器と比べて選んだ理由
美顔器を探していたとき、候補に挙がっていたのは主に3つでした。
| ケノン | マイクロカレント系 | EMS系 | |
|---|---|---|---|
| アプローチ | 光(IPL)でケア | 微弱電流で細胞へ | 電気刺激で筋肉へ |
| 主な悩み | 毛穴・肌トーン | ハリ・フェイスライン | たるみ・輪郭 |
| 脱毛もできる | ✅ | ❌ | ❌ |
| 価格帯 | ¥79,800 | ¥40,000〜 | ¥20,000〜 |
| 1台で完結 | ✅ 脱毛+美顔 | ❌ 美顔のみ | ❌ 美顔のみ |
私が最終的にケノンを選んだ決め手は「1台で脱毛と美顔が両方できる」点でした。
美顔器だけのために4〜5万円を出すより、脱毛器として日常的に使いながら美顔器にもなる方が費用対効果が高いと判断しました。脱毛にかけていたサロン代を考えると、トータルでお得だと感じています。
実際に3ヶ月使ってみた感想
1週間目:「これ、本当に何かしてる?」
正直、最初の1週間は変化がわかりませんでした。ピリピリ感もなく、ただ光を当てているだけの感覚で「本当に意味があるのかな」と半信半疑でした。
でも使い続けることに決めていたので、週1回のペースを守りました。
1ヶ月後:朝の肌の手ざわりが変わってきた
1ヶ月を過ぎた頃、気づいたことがありました。朝の肌の手ざわりがなんとなく変わってきた気がしたんです。
- 表面のざらつきが引いてきた
- 毛穴が少し目立ちにくくなった感覚がある
- 肌のキメが整ってきたような気がする
「気がする」の段階ですが、毎朝の鏡を見る時間が楽しみになってきました。
3ヶ月後:肌ケアの「土台」になった
3ヶ月経った今、ケノンはスキンケアの前に欠かせないルーティンになっています。
- くすみが気になる朝が減ってきた気がする(以前は朝、顔色がくすんで見えることが多かった)
- 毛穴が目立ちにくくなったような感覚がある(鼻まわりが一番変化を感じた)
- 化粧水のなじみやすさを感じるようになった(スキンケアがするっと入る感覚)
劇的な変化ではありませんが、「肌の調子がいい日が増えた」というのが正直な感想です。
「ケノンの美顔器は効果ない」と言われるのはなぜか
調べていると「効果ない」という言葉が並んで出てきます。私も買う前に見て、手が止まりました。3ヶ月使った今なら、そう書かれる理由のほうが分かります。
① 光のケアは、たるみ向きではない
ここがいちばん大きいと思います。IPLの光が届くのは肌の表面側で、ほうれい線や輪郭のたるみを引き上げるための仕組みではありません。私も最初はそこを期待していて、1ヶ月目に「何も変わらない」と思いました。毛穴やくすみのような表面の悩みと、たるみのようなフェイスラインの悩みは、別の話でした。
ほうれい線を目的に探している方には、先に言っておきます。ここは期待する場所ではありません。たるみやフェイスラインが主な悩みなら、光ではなく電気で筋肉に働きかけるEMSタイプのほうが方向が合っています。私が同じ時期に使っていたのはこちらでした。
② 週1回すら、実際には守れない
公式FAQは「約1週間の間隔でご利用ください」「毎日使えば早く結果が出るというわけではありません」としています。つまり毎日やる道具ではありません。ところがカートリッジを付け替えて、ゴーグルをして、保冷剤を出して、一発ごとに前後10秒冷やして、そのあと保湿——という手順が、週1回でも意外と重い。私は3ヶ月で4回サボりました。「効果ない」の何割かは、続かなかったという意味だと思っています。
③ 1ヶ月では判断できない
私も1ヶ月目までは何も感じませんでした。変化らしいものが出たのは朝の肌の手ざわりで、それも「気がする」の段階です。1ヶ月で見切りをつけた人が「効果ない」と書くのは、間違っていないと思います。見積もっている時間が違うだけです。
つまり「効果ない」の中身は、毛穴・肌トーン以外を期待した場合と、続かなかった場合にほぼ分かれていました。私が続けられたのは、脱毛のついでという扱いにできたからです。
顔だけが目的なら、たぶんケノンではない
正直に書くと、顔のケアだけがしたい方にケノンは向いていません。
¥79,800のうち、大部分は脱毛器としての性能です。顔だけのために買うと高いうえに、カートリッジの付け替えとゴーグルの手間が毎回ついてきます。私がこの手間を許せたのは、同じ機械で脱毛もしていたからでした。
顔だけなら、かぶって座っているだけで終わるタイプのほうが続きます。私は並行してLEDマスクも使っているのですが、手間の差は歴然でした。ケノンは「やる日」を決めないと始まりません。マスクは、洗面所でぼんやりしている間に終わっています。
→ CurrentBody LEDマスクを40代が1ヶ月使った正直レビュー
脱毛もまとめてやりたいならケノン、顔だけならマスク。効果の大小より、続けられる手間かどうかで決めたほうがいいと思います。
メリット・デメリット
デメリット(先に正直に)
本体価格が高い(¥79,800):決して安くはありません。ただしサロン脱毛を年に数回通う費用と比較すると、2〜3年で元が取れる計算になります。
ここは補足させてください。この金額に納得できたのは「脱毛も美顔も1台で」という前提があったからです。脱毛だけが目的なら、ケノンである必要はありません。
ケノンは本体を置いてハンドピースをつなぐ据置型で、使うたびに場所をつくる必要があります。対してハンディタイプは出して当てるだけ。私が並行して使っているUlikeは、公式が「全身のケアはわずか8分」と言うとおり、出して当てて終わりでした。サファイア冷却がついているぶん痛みもほとんどなく、「今日はやめておこう」と思う回数が少なかったです。ただし照射の頻度はケノンより高く、公式は最初の1ヶ月は週3回としています。
→ Ulike Air10を3ヶ月使った正直レビュー → 家庭用脱毛器の比較|40代が選ぶときの基準
冷却は手動:ケノン本体に冷却機構はありません。付属のクーリングパック(保冷剤)で、照射の前後に10秒ずつ、しかも一発ごとに冷やすのが公式手順です。これが美顔モードでいちばん面倒な部分でした。保冷剤を冷凍庫から出してくるところから始まるので、「今日はやめておこう」の原因はだいたいこれです。
カートリッジの確認が必要:美顔器として使うには別売の「スキンケアカートリッジ」(¥7,900)が必要で、しかも正規店で本体を買った人にしか販売されません。セット内容を購入前に確認してください。
継続が前提:約1週間間隔のペースを守れる方向けです。「何となく使う」だと変化を感じにくいと思います。
メリット
脱毛と美顔器が1台で完結:カートリッジを交換するだけで、脱毛ケアと肌ケアを同じ機器でできます。2台買う必要がないのはコスパ面で大きい。
熱量調整が10段階と細かい:肌に慣れさせながらレベルを上げていけるので、初めて光美容器を使う方でも安心です。
196,000件超の口コミという安心感:長年多くの方に使われ続けているという実績は、購入前の不安を和らげてくれます。
⚠️ こんな方には向いていないかもしれません
- まずは数千円の美顔器から試してみたい方
- 1ヶ月以内の即効性を期待している方(光ケアは継続が大切です)
- カートリッジ管理が煩わしく感じる方
✅ こんな方に向いています
- 脱毛と美顔、両方の悩みをまとめて解決したい
- サロンに通う時間がなく、自宅でケアを完結させたい
- 40代で毛穴・くすみ・肌のトーンが気になってきた
- 家庭用美容器を初めて試してみたいが、信頼できるものを選びたい
- 自己処理による肌荒れを減らしてインナーケアにシフトしたい
よくある質問
Q. スキンケアカートリッジは本体に付属していますか?
標準では付属しません。別売で¥7,900(税込)です。ただし公式サイトのキャンペーンで、レビュー投稿を条件に「ストロング2 または 美顔スキンケア」のどちらかを選べる構成になっていることがあります(=美顔器カートリッジが確実にもらえるわけではなく、二者択一です)。キャンペーン内容は日替わりで変わるため、注文前に必ずその日のセット内容を確認してください。
Q. 美顔器として使う頻度は?
公式FAQは「約1週間の間隔でご利用ください」としています。毎日使う必要はなく、間隔をあけて継続することで変化を感じやすくなります。なお美顔器モード専用の推奨頻度は、公式サイト上では明示されていません(2026年8月3日確認)。
Q. 毎日使ったほうが早く変わりますか?
回数を増やせば早い、というものではありません。公式FAQも「毎日使えば早く結果が出るというわけではありません。1週間程度の期間を空ける事をお勧めします」としています。私は「増やす」より「週1回をとばさない」ほうが難しかったです。
Q. ほうれい線やたるみにも使えますか?
光のケアは毛穴や肌トーンに向いたもので、フェイスラインを引き上げる仕組みではありません。たるみが主な悩みなら、EMSタイプの美顔器など別の方式を検討したほうがいいと思います。
Q. 脱毛と美顔を同じ機器で使い分けられますか?
カートリッジを交換するだけで切り替え可能です。1台で両方のケアができる点がケノンの特徴です。
Q. どのくらいで変化を感じましたか?
個人差がありますが、私の場合は1ヶ月目に肌の手ざわりの変化を感じ始め、3ヶ月後に安定してきた感覚がありました。
まとめ
ケノンは「脱毛器」として知られていますが、私にとっては週1回の肌ケアデバイスになっています。
スキンケアカートリッジに切り替えてから3ヶ月、くすみと毛穴への変化を感じています。劇的ではなくても、週に1回ずつ肌の土台が整っていく感覚——それが続けられる理由です。毎日やらなくていい、というのがむしろ続いた理由でもあります。
1台で脱毛も美顔もできる。この「1台完結」という発想が、忙しい40代にはちょうどよかったです。
楽天の公式ショップなら、いまの価格やカートリッジのセット内容を確認したうえで、使い慣れたアカウントとポイントでそのまま始められます。高い買い物だからこそ、条件を見比べてから決められるのは安心材料です。
脱毛器は「いつか」と先延ばしにするほど、自己処理の手間とサロン通いの予約だけが積み重なっていく道具でもあります。買って棚にしまうのではなく、お風呂上がりの数分に組み込めるか——気になっているなら、まず価格とセット内容だけ見ておくところから始めてみてください。
脱毛は使わず「顔の光ケア」だけに絞りたい方は、CurrentBody LEDマスクを40代が1ヶ月使った正直レビューもあわせてご覧ください。装着するだけで続けやすいタイプです。



