カミソリの刃を替えたばかりなのに、ひりつく。自己処理を続けるほど、肌のほうが先に音を上げるようになりました。
サロンは、料金と、予約と、通う往復の時間。この3つが積み上がって「今年もいいか」になる年が続きます。
家庭用にすれば、その3つはなくなります。残るのは「自分で続けられるか」だけ。買った月はやるのに、だんだん間が空いていく——という話はよく聞きます。続く道具かどうかが、そのまま結果になります。
この記事はUlike Air10 Maxを軸に、公式ストアに並ぶ3台を見ます。料金でも予約でも痛みでも、一度離れた人が家でなら続けられるか——この一点で書いています。
先に書いておくと、私が3か月使ったのは前モデルのAir10です。Air10 ProとAir10 Maxは使っていません。公式の仕様と条件を確認して書いています。冷却・照射回数・使うペースは3台とも同じなので、そこは同じ話として読めます。違うところは下の比較表にまとめました。
Ulike Air10 Maxとは|IPL搭載の家庭用光美容器
Ulike Air10 Maxは、IPL(Intense Pulsed Light)技術を使った家庭用光美容器です。
サロンの光脱毛と同じ「黒い色に反応する光を当てる」仕組みを、家庭用に落とし込んだ機械です。累計販売台数は1,000万台以上(公式の注記は「社内集計。2026年7月時点、全販売チャネルにおける光美容器の累計販売台数」)。
IPL脱毛の仕組み
IPLは、黒い色(メラニン色素)に反応する光です。毛の色に光が吸収されて熱に変わる、という仕組みで、毛の色が濃いほど反応します(公式の「IPL技術とは」でも同じ説明がされています)。
レーザー脱毛と原理は同じですが、IPLは広範囲に光を照射できるため、家庭用として使いやすい形に落とし込まれています。
Air10 Maxの基本スペック
- 照射方式:IPL(インテンス・パルス・ライト)
- 出力:28J(USHRモード時。公式「従来モデルUlike Air 10より2Jアップグレード」)
- 冷却機能:サファイア冷感技術。30分間連続で照射しても肌温度を16℃以下にキープ(国際認証機関CVCの試験結果)
- スキンセンサー:搭載。肌の色を読んで出力を自動で調整します
- アプリ連携:あり
- フラッシュ数:90万回(公式スペック・上限があり無制限ではありません)
- 照射モード:複数あり、USHRがいちばん出力が高いモードです。上の28Jはこのモードでの値です
- 対応部位:顔・脚・腕・脇・VIO・ひげ(男女兼用)
- 電源:交流(コード)式/本体355g
- 保証:メーカー2年保証/返品返金の受付は購入日から90日以内
- 価格:¥69,800(税込・公式サイト)
出典:Ulike公式 Air 10 Max 商品ページ(2026年9月7日確認)
Air10シリーズは3台。いちばん安いものに、欲しい機能が付いていました
調べていて驚いたのがここです。Air10シリーズは、公式ストアに3台並んでいます。しかもいちばん安いAir10 Proに、いちばん欲しかった機能が付いていました。
| Air10(前モデル) | Air10 Pro | Air10 Max(現行) | |
|---|---|---|---|
| 公式ストアの価格 | ¥42,120 | ¥39,800 | ¥45,370 |
| 定価 | ¥64,800 | ¥66,800 | ¥69,800 |
| 出力(各機の最高出力モードでの公称値) | 26J | 26J | 28J |
| スキンセンサー | なし | あり(10段階で自動調整) | あり |
| アプリ連携 | なし | なし | あり |
| 冷却 | 30分間連続で照射しても肌温度16℃以下 | 同じ | 同じ |
| フラッシュ数 | 90万回 | 90万回 | 90万回 |
| 使うペース | 1〜4週目は週3回/4週目以降は2週間〜1か月に1回 | 同じ | 同じ |
| 保証 | 2年保証・90日返金 | 2年保証・90日返金 | 2年保証・90日返金 |
先に結論を言うと、おすすめはAir10 Proです。前モデルのAir10を選ぶ理由が、見つかりませんでした。Proのほうが2,320円安く、スキンセンサーまで付いています。冷却も照射回数も保証も同じです。
残るのはProとMaxの2択で、差は5,570円。公式が明記している違いは出力2Jとアプリ連携です。
出力の差から書きます。26Jから28Jは、約8%です。週3回を1か月続ける使い方で、この差だけを取り出して感じ分けられるとは思っていません。5,570円の判断材料は、アプリのほうに置いてください。
- スキンセンサーは欲しいが、記録は自分で覚えていられる
- スマホと連携する道具を、これ以上増やしたくない
- 当てる場所が決まっている。脇と脚だけ、など範囲がはっきりしている
- 差額を保湿剤や替えのカミソリに回したい
- 続くか不安。アプリに当てた日の記録が残るので、「先週やったっけ?」が消えます。間が空いたことに自分で気づけるのが、続ける支えです
- 当てた部位と日付を、あとから見返したい
- 出力は高いほうがいい、と決めている
始めたのは冬で、肌の色が一年でいちばん安定している時期でした。ひとりで、脇と脚にしか当てていません。スキンセンサーがなくて困った場面はありませんでした。
それでも、いま買うならProを選びます。2,320円安いうえに、当てる面の色がまばらでも機械が読んでくれるからです。公式も「肌色が異なる家族でシェアしたい方へおすすめ」と書いています。
出典:Ulike公式 Air 10/Air 10 Pro/Air 10 Max/よくある質問(2026年9月8日確認。Air10 MaxとX Maxの詳細スペックは商品比較ページにあります)
痛みが出るのは、照射のあと熱が残ったときです
先に言っておくと、痛みはサロンにも家庭用にもあります。ゼロの機械はありません。差が出るのは「照射のあと、熱が肌に残るかどうか」です。ここを冷却でどこまで抑えられるかで、続けられるかが決まります。
使い始めた日、前モデルのAir10をまず腕に当てました。あたたかい、としか言いようがない感触です。脇はほんのり温感がある程度で、脚はほとんど何も感じません。VIOも「温かい」と思うくらいで、途中で止めたくなる痛みはありませんでした。
これはサファイア冷感技術によるものです。公式は「30分間連続で照射しても、肌温度を16℃以下にキープ」としています(国際認証機関CVCの試験結果)。3台とも同じ数値です。
実際の使い方
- 使用前日または当日に、対象部位の毛を剃っておく
- 照射部位を清潔にし、肌が完全に乾いてから当てる
- 照射レベルを選択(公式は「最初はレベル1から」を推奨)
- デバイスを肌に軽く押し当てて照射ボタンを押す
- 連続照射モードで広い範囲をスライドしながら照射
- 使用後はしっかり保湿する
使用時間の目安は、公式によれば全身で約8分。お風呂上がりのスキンケアルーティンに組み込めるサイズ感です。
1回で終わらないのは、毛に生え変わる周期があるためとされています。いま伸びている最中の毛にしか光は届きません。残りは皮膚の下で順番待ちをしているので、出てくるたびに当てることになります。回数と期間が要るのは、この仕組みのためです。
そのうえで公式が案内しているのは、1〜4週目は週3回、4週目以降は2週間または1か月に1回です。いちばん重いのは最初の1か月だけ、と分かって始めるほうがラクです。
使い続けて変わったこと(前モデルAir10での記録)
1か月目:鏡で分かる変化はない
1か月目は、見て分かる変化がほとんどありませんでした。当てながら、これで合っているのかと手が止まる時期です。
ただ、続けていると気づいたことがあります。毛が「抜けやすくなっている」感覚。シャワーのあと、自然と流れる毛の量が増えてきました。
2か月目:剃る回数が減りはじめた
2か月目に入って、剃る回数が変わりはじめました。劇的ではありません。感覚としては2割ほど減ったかな、というくらい。それでも脚は「前まではもっと頻繁に剃ってたな」と気づきました。毛が細くなってきたのも、この頃からです。
3か月後:剃る日を決めなくてよくなった
脇と脚は、剃り残しが気になるほど毛が濃くなることがなくなりました。「今日剃らないと」と考える日がなくなって、肌のざらつきも減りました。
早く変わるものではありませんでした。変わったのは、剃るために洗面所に立つ回数のほうです。
- 剃る回数が減っていきます。私は2か月目で2割ほど。3か月目から、剃る日を決めなくてよくなりました
- 照射のたびに肌を冷やしながら進みます。保冷剤を別に用意する必要がありません
- 思い立ったときに、その場でできます。予約も移動も要らないので、お風呂上がりに脚だけ、という使い方になります
- 1台を家族で使えます。ひげにも対応しているので、2人で使えば1人あたりの負担は半分です
口コミ|痛みは、どう書かれていたか
目についたのは、痛みが「ない」という声より、前に使った機械と比べる声でした。
以前別のメーカーさんの脱毛器(4万円台)を使っていましたが、保冷剤を使いながらでないと無理な感じで次第に使わなくなってしまいましたが、こちらの商品は照射しても全く熱くないし痛くもなかったです(Amazonのレビューより)
保冷剤を用意する手間で、前の機械は使わなくなったと書かれています。痛みは「我慢できるか」ではなく「続けられるか」の問題として書かれています。冷却がここに効いています。
もうひとつ多かったのが、1台を2人以上で使っているという書き方でした。
私はノーマルモード、主人はハイパワーで使用していますが、2人とも特に痛みは感じず…ほんのり温かいかな?ぐらいです(楽天のレビューより)
育児していると脱毛サロンや医療機関に行く暇もお金もなく…今回この金額なら…!と思って購入しました(楽天のレビューより)
サロンに行かない理由として挙がっているのは、痛みよりも時間とお金です。ここは私の実感とも合いました。
買う前に知っておくと役に立つのは、この2つでした。
ライト当ててしばらくすると痒みがでてしまい私には合いませんでした(Amazonの低評価レビューより)
意外と重いのと、音の大きさにびっくりしたのと、子供がいる所でするのは、自分以外の人への光の影響が気になりました(楽天のレビューより・前モデルAir10への投稿)
評価は楽天のUlike公式店で★4.46(7,723件)、Amazonで★4.3(80件)。楽天の低評価(★1・★2)は0.8%でした。楽天は前モデルから同じ商品ページを使っているので、7,723件にはAir10のぶんも入っています。
出典:楽天市場 Ulike公式店のレビュー/Amazon カスタマーレビュー(2026年9月7日確認)
- 最初の1か月がいちばん重いです。公式のペースは最初の1か月が週3回。ここを知らずに始めると、たいてい初月で止まります
- 変化が見えるまで2〜3か月かかります。1か月目は「効いているのか」と思う時期です
- いちばん出力の高いUSHRモードは、パチッとした痛みが出ます(楽天レビュー)
- 重さと動作音は、思ったより存在感があります(楽天レビュー)。夜、家族が寝たあとに使うつもりの方は知っておいたほうがいいです
- 痒みが出る方がいます(低評価レビュー)。肌に合うかどうかは、腕の内側で試してから広い範囲へ進んでください
- 電源コード式です。コンセントのある場所でしか使えません
向かない人|日焼け中・白髪や産毛・1〜2回で終わらせたい方
- 1〜2回で終わらせたい方——毛の生え変わる周期に合わせる道具なので、回数で進みます。期限が決まっているなら、医療脱毛のほうが早く着きます
- 日焼けしている時期の方——3台とも、日焼けした肌は公式が使用対象外です。色が落ち着いてから始めてください
- 白髪・産毛が対象の方——IPLは黒い色に反応する仕組みなので、色の薄い毛には届きません。白髪も細い産毛も、別の方法が要ります
- 痛みが平気で、早く終えたい方——[レーザー方式のトリア4X](/posts/tria4x-review/)のほうが1回あたりが速く進みます
- サロンに通ったが、通うのをやめた方——予約と移動が続かなかった
- 痛みで光脱毛を途中でやめた方——冷却が生きるのはここです
- 自己処理のダメージが見た目に出てきた方——カミソリ負け・脇の黒ずみ・埋没毛
- 夫や家族と1台を共有できる方——ひげ対応の男女兼用です。2人で使えば、1人あたり2万円前後になります
ほかの機種と迷っているなら
脱毛と美顔を1台でならケノン、レーザーで早く進めたいならトリア4X——メーカー横断で3機種を比べました。続けやすさで選ぶならAir10 Maxという分かれ方でした。
よくある質問(FAQ)
Q. 毎日使ってもいいですか?
いいえ、推奨しません。照射のダメージが回復する前に当てると肌荒れの原因になります。公式のよくある質問では「1〜4週目は週に3回。4週目以降は2週間または1か月に1回」と案内されています(出典・2026年9月8日確認)。
Q. 脱毛サロンに通ったことがありますが、違いはありますか?
業務用機器の出力には及びません。公式が書いているのは「たった3回で効果を実感」ですが、これは週3回のペースで使った場合の目安で、個人差・部位差があると注記されています。医療脱毛のような永久脱毛ではなく、お手入れをやめれば戻ります。
Q. 男性も使えますか?
使えます。公式もひげ・VIO対応をうたっています。ひげは毛が太く密なぶん、腕や脚より回数がかかると考えておいてください。
Q. どこで買うのが安全ですか?
公式サイト・楽天のUlike公式店(ULIKE CARE)・Amazonの「Ulike公式アマゾンストア」・Yahoo!の「Ulike公式店」は、4つとも公式です。ただしAir10とAir10 Proが並んでいるのは公式サイトだけです(Proは家電量販店にもあります)。どこで買っても保証の扱いは変わりません。
価格・購入先について
定価はAir10 Maxが¥69,800、Air10 Proが¥66,800、Air10が¥64,800。いずれも買い切りで、毎月届くタイプではありません。追加の費用はかかりません。
どこで買うのがいちばん安いか
以下は2026年9月8日に調べた価格です。とくに割引は動くので、購入時点でご確認ください。
| 購入先 | Air10 Max | Air10・Air10 Pro |
|---|---|---|
| 公式サイト | ¥45,370(変動あり・定価¥69,800) | Air10 ¥42,120/Air10 Pro ¥39,800 |
| 楽天市場 ULIKE CARE | ¥48,860(30%OFFクーポン適用時・〜9/27・変動あり) | — |
AmazonとYahoo!のUlike公式店にも並んでいますが、いまはどちらも定価(¥69,800)です。
いまは公式サイトのほうが約3,500円安い時期です。楽天は30%OFFクーポンに条件付きのポイント還元を足すと実質差が数百円まで縮むので、楽天ポイントを貯めている方はそちらでもほぼ同じです。どちらも同じ公式店なので、保証の扱いは変わりません。公式サイトは新規登録で2,500円OFFクーポンが出るので、はじめて買う方は公式のほうが下回ります。
Air10とAir10 Proは、楽天・Amazon・Yahooの公式店には並んでいません。買えるのは公式サイトと家電量販店です。Air10 Proは商品名に「家電量販店限定モデル」とありますが、公式オンラインストアで普通に買えます(送料無料・2年保証・90日返金の対象)。
価格は時期で変わり、Air10 Maxの定価は¥69,800です。ProとMaxの定価差は3,000円ですが、実売の差は時期によって開いたり縮んだりします。
なお家電量販店ルートの出品も、公式が認証した販売店なら90日返金の対象です。そうでない店で買うと対象外と判断されることがあるので、公式の販売店一覧で確認してから買ってください。
同じ商品なのに、配布のたびに割引率が違いました。
| 見た時期 | 割引率 | 価格 |
|---|---|---|
| 2026年6月中旬 | 15%OFF | ¥59,330 |
| 2026年8月11日 | 35%OFF | ¥45,370 |
| 2026年8月22日 | 30%OFF | ¥48,860 |
| 2026年9月5日・7日 | 35%OFF | ¥45,369(楽天) |
| 2026年9月16日 | 楽天15%OFFクーポン/公式35%OFF継続 | 楽天¥59,330・公式¥45,370 |
| 2026年9月19日 | 楽天30%OFFクーポン(〜9/27)/公式35%OFF継続 | 楽天¥48,860・公式¥45,370 |
いちばん深いときといちばん浅いときで1万4千円ちがいます。
見るのは「クーポンの有無」ではなく割引率のほうです。15%のときに焦って買うより、次の配布まで待ったほうが1万円以上変わることがあります。30〜35%まで下がっているタイミングなら、私が見たなかでは深いほうでした。
90日間、試してから返せます
Ulikeは定期購入ではなく買い切りです。毎月届く、解約の連絡が要る、といった縛りはありません。
そのうえで、この機種でいちばん大きい条件がこれです。
- 公式の返金ポリシー 2.1 は、購入日から90日以内なら、初期不良・配送中の損傷に加えて「効果がない」場合も全額返金の対象としています(「お客様ご自身の原因ではないことが確認された場合」という但し書きがあります)
- Air10 Maxの公式商品ページにも「製品の効果や使用感に万が一ご満足いただけない場合も、購入から90日間は全額返金・返品可能」と書かれています
- 90日は、いちばん重い最初の1か月を抜けて、その先まで試せる長さです
- メーカー保証は2年間。90日を過ぎても、保証期間内の品質トラブルは点検・修理、修理が難しければ同等品と交換になります
返す場合の手続きは、公式サポート窓口へメールです(氏名・購入した店舗・本体のシリアルナンバーの写真・購入金額がわかるもの・理由)。送料は原則メーカー負担ですが、返金対象外と判断された場合の返送はこちら持ちになります。
ひとつだけ、届いたときにやっておくことがあります。外箱と付属品がそろっていれば、90日のあいだは使ったうえで返せます。箱だけ、取っておいてください。
まとめ
一度やめた人が、家でならもう一度続けられるか。この記事はその一点だけを見てきました。
家庭用は、当てた回数がそのまま進み方になります。「まとまった時間ができてから」と待つと、待った月はゼロのままです。お手入れをやめれば戻る道具でもあります。
アプリで記録を残さないなら、いちばん安いAir10 Pro(¥39,800)で足ります。記録が続ける支えになるなら、Air10 Maxです。
一度やめたのは、続かない性格のせいではありませんでした。続けられる形を、選んでいなかっただけでした。



